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おたのしみ・西工研究室・ボデー別解説・58/96MC系B型

A. 前面パネル

1. 前面方向幕
1.方向幕部分のみ窓になっており,左右は鋼板のままのもの.系統幕がある場合は,それぞれ独立した窓になる.幕左右にマーカランプを取り付ける場合もこちら.
2.方向幕左右まで一体のガラスになっているもの.幕部分以外は黒フィルム貼りが多いが,まれに特注色も存在する.
2. ワイパ
1.銀色のもの.
2.黒色のもの.形状は1.と同じ.
3.B-Iで左右一体ガラスの場合,黒色のオーバーラップ式ワイパになる.C型などに比べ,アームは細身.
3. 前面ガラス左右間の仕切ゴム
太・細・極細の3種ある.なぜ種類があるかは明らかでない.
4. 方向幕周囲
1.58MC用は上下左右とも同じようにエッジが立ったデザイン.
2.96MC用は,左右が柔らかい曲面に変更されている.合いの子で,一部58MC末期にもこのパーツを取り付けたものがある.
5. ドアコック蓋
1.B-Iは,左に寄った位置にツマミ式で設けられることが多い.但し,ユーザごとの仕様差違が激しい部位の一つである.
2.B-IIは,なぜか中央のやや左寄りに押し回し式の小型蓋が事実上の標準.一時期,前面にワイパモータ点検蓋を設けるのが流行った時期もある.
6. ライトベゼル (58MCのみ)
1.丸形4灯式のもの.前照灯は各メーカが存在するが,ライトベゼルは同一.
2.角形4灯式のもので,1988年以前のタイプ.平面的にライトが並んでいる.
3.角形4灯式のもので,1989年以降のタイプ.デザインが改善され,彫りが深い印象となった.
7. ナンバー位置 (58MCのみ)
1.ライトベゼルと同じ高さが一応の標準.プレート裏側に旗さしや,小物入れ箱を設けることも可能.
2.主にデザイン上の要求で,前バンパーに取り付ける場合もある.
8. 前バンパー (58MCのみ)
基本的に1種類.フォグランプ形状に合わせて切り抜く他,左右の角部分にコーナーリングランプを設けたものもある.左右に3分割されるパーツで構成され,中央はともかく,左右角のパーツは見るからに塗料の乗りが悪そうなので,黒のまま塗装しないのがベター.
9. 前バンパー (96MCのみ)
1.路線用.ロービーム:角2灯,ハイビーム:角2灯,フォグ:角2灯,コーナーリング:角2灯が取り付け可能.左右に3分割され,中型用は中央パーツのサイズを詰めている.
2.社名窓付き.基本的にE型用.ナンバーはやや下に下がる.
3.自家用,貸切兼用向け.表面からは見えないが,スペアタイヤを搭載できる仕様の前バンパー.いずれにしても,96MC系のバンパーは非常に薄い鋼板で出来ているので,板金による修復は難しい.
10. その他
方向幕は,巻取機のメーカにサイズを依存しているので,西工で種類を準備している訳ではない.また,掃除ステップと同ハンドル,ミラー類は,ユーザ仕様に大きく依存するので,改めて分類はしない.

おことわり:現在,各詳細仕様の解説は暫定的に文章表現のみとしております.順次,写真や図版を使用した解説を追加してまいりますので,ご了承下さいますようお願い申し上げます.


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